午後1時10分ごろになると
田中一平氏の作品「Fade Out Machine」
1927年に建てられた九段下ビルが解体される。
今、同ビルでは最後の展覧会となる「さよなら九段下ビル」が開催されている。
8名の作家による作品が、解体間際の歴史あるビルの室内と屋上に展示されている。
内部も見ることができるので近代建築の好きな方も楽しめるだろう。
田中一平氏の作品「Fade Out Machine」は、20分間隔でブラシが回転し足跡を消していく。
彼らしい作品でしばらく見ていた。するとビルの隙間から光がさしてきた。
光の演出により影ができ作品が立体的になり、また窓枠の影が円の上に十字架を描いていた。
光があたるのは午後1時10分頃、このときにブラシが回転していればラッキーだろう。
展覧会は26日まで、開廊時間は12時ー21時(最終日17時まで)23日18時からトークショー「九段下ビルを語る」がある。住所、神田神保町3-4-1 地下鉄東西線A2出口からすぐ
ぜひ訪れてみてほしい。