小野田炭鉱

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いわき市小野田で

かつての小野田炭鉱の炭住を見下ろせる小高いところに地蔵堂はある。
この日、地蔵堂の前の桜がほぼ満開となった。
ここには地元の人たちの墓石が並んでいる。その中にひと際大きな慰霊碑ある。
大正8年に建立された慰霊碑には建立者名や会社名は書かれていない。
以前からこの慰霊碑が気になっていた。
炭鉱の近くなのだから炭鉱で殉職された人たちを慰霊したものに違いなと思っていた。
この地蔵堂と墓地を管理するお寺に聞いてみた。
以前、近くには小野田炭鉱の事務所があった。昭和36年ころまで毎年8月13日に慰霊祭を行っていたという。
残っていた小野田炭鉱の炭住もこの3月までにほとんどが解体され、今は更地となっている。
炭鉱の面影がなくなる中、慰霊碑はこの地に炭鉱があったことを後世に示す貴重なものとなった。
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by ysnowy | 2013-04-09 08:59 | 常磐 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 猫おやじ at 2013-04-09 11:37 x
慰霊碑だけが残り、関係者がいなくなるというのは切ないものですね。246号線の拡幅工事で無縁仏となった墓石を、青山の裏通りのお寺で拝見したことがあります。機械的に寄せ集め、積み上げられた、たくさんの墓石は、さながらピラミッドのようでもあり、物悲しいものでした。
Commented by ysnowy at 2013-04-09 18:19
猫おやじさん
年月が経つと記憶が薄れていきます。
慰霊碑があれば思い起こさせると思います。
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