2007年2月23日・夕張市美術館で畠山さんの作品リストを作る源藤さん。
夕張市美術館の元学芸員の源藤隆一さんの訃報から1ヶ月以上が過ぎた。
まだ53歳、あまりにも若い死だった。
11月15日の北海道新聞の夕刊・文化面に、美術家の岡部昌夫さんが書かれた源藤さんをしのんだ記事が掲載された。
源藤さんは市美術館の学芸員として夕張の文化・芸術を支えてきた。
私は画家の故・畠山哲雄さんを通して知りあった。
気さくな性格で、誰からも慕われた人。私もたいへんお世話になった。
昨年の目黒区美術館での「文化資源としての炭鉱展」では、夕張を中心とする空知地区の美術作品の展示に協力され、畠山さんや倉持吉之助さんの作品を東京で見ることができた。
9月末、大夕張汽車フェスタの会場で会った時は、元気そうで「仕事にも復帰した」と笑顔で話していた。
しかし、それから2週間もしないうちに突然の訃報が届いた。
本当に残念でならない。
心から冥福を祈りたい。