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奈井江炭鉱の社宅

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奈井江炭鉱は、戦前三井本社の技師が調査し、戦後まもなく開鉱。
その後、石狩炭鉱が引きついた。
1972年にガス爆発事故で31人の犠牲者を出し、翌年閉山した。
趣のあるコンクリ-トの社宅群は高速道路からよく見えた。
現在は解体され、社宅のあった所には、事故の慰霊碑が建っている。
by ysnowy | 2011-07-15 10:00 | 炭鉱 | Trackback | Comments(2)
Commented by 猫おやじ at 2011-07-16 04:05 x
ガス突出、大量出水、落盤、坑内火災・・・・金属鉱山ばかり、でかけて調査している者にとって落盤以外は、すべてありえない事故ばかりです。しかも多くの犠牲者が出る悲惨さ。石炭は、坑内掘りには不適当だと思います。経済的利益のために人命を差し出すのは、原発事故と同工異曲とさえ感じます。セシウム牛。露天保管の稲藁が原因だとすると北関東も、あぶなそうですね。
Commented by ysnowy at 2011-07-16 11:20
猫おやじさん
今まで多くの犠牲者を出した点では、炭鉱は原発より危険だったと思います。でもこの大きな犠牲の元で、日本は戦後復興し、経済大国になってきたことを忘れてはいけないでしょう。夕張新炭鉱のように当時の最新鋭の炭鉱でさえ大事故は起こります。理想は中国やオーストラリアのように、露天掘りがいいのに決まっています。しかし、巨大な自然破壊等の環境問題は残ると思います。
今回の原発事故の処理は、金属鉱山の坑内水などの後処理問題と類似していると思います。巨大な利益を生む産業は、大きなリスクを伴う。そして、何十キロも離れた所にも迷惑をかける。
稲藁の問題がそうでしょう。人間がしでかした事は、何十倍にもなって、我々にかえってくるのですね。
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