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旧井上房一郎邸

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旧井上房一郎邸(1952年竣工)

群馬県高崎市の高崎市美術館内にある旧井上房一郎邸は、チェコ生まれの建築家、アントニン・レーモンドの東京・麻布にあった自宅兼事務所を写した建物として知られている。
子供の頃、私はこの邸宅の近くにある小学校にかよっていた。
大きな木に覆われ、高い塀にかこまれた向こうには「どんな豪邸があるのだろう」と想像をめぐらしていた。
現在、高崎市美術館となり、邸宅は保存され見学ができるようになった。
今回初めて美術館を訪れ、子供の頃のなぞの邸宅を見ることができた。
邸宅は思っていたよりも質素であったが、レーモンドスタイルが見られ、楽しませてもらった。
また、ゆっくり名建築を見たいと思っている。
by ysnowy | 2011-08-31 12:34 | 近代建築・産業・土木遺産 | Trackback | Comments(2)
Commented by 猫おやじ at 2011-08-31 13:03
井上房一郎という方は優秀な経営者でもあり、横浜事件の犠牲者を救済するなど開明的な文化人だったのですね。3年前の10月、東証2部の井上工業の破綻から、企業存続のむつかしさを痛切に感じます。高崎の観音さまも、井上家の寄進とか、先日の旭川の美術館といい「時代」の息遣いが聞こえてきそうです。いましがた故郷、砺波の運送会社の人が、集合住宅の玄関前で困り果てていました。「何回きても不在」。かわって大きな荷物をあずかると「いまどき、こんな人は、いない」と三拝九拝。そうか隣の家でも、留守だと代わって配送物を預かる美習は消えましたものね。
Commented by ysnowy at 2011-08-31 22:52
猫おやじさん
ほんといい建物が無くなってきました。井上邸は貴重です。
最近は隣の荷物を預かるなんて皆無になりましたね。
これも個人情報なんて言う時代でしょうか。
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