

福島県いわき市で
古い炭住には人々の生活の歴史がみられる。
解体が進む紙屋根の炭住内で、戦前の新聞を見つけた。
持ち主の許可を得て内部を撮影しているが、壁紙をはがした壁に所々古い新聞が残っている。
くまなく壁を見ていると、撮影を忘れてつい見入ってしまう。カルピスの広告は味があっていい。
この炭住はかつては6軒長屋で、玄関を入るとすぐに土間、そして8畳一間の部屋が一つだった。
現在は改造されて3軒長屋になっているが、かなり古い炭住であることは間違いない。
平成のこの時代にこのような炭住が存在していることが驚きだ。