
三笠市民会館の緞帳
三笠市が三笠市民会館の緞帳を破棄する方針は変わらないようです。
同市は明治から石炭と共に歩んできたところです。
同市にあった幌内炭鉱は北海道で最初の大規模な炭鉱でした。1882年に幌内と手宮の間に幌内鉄道が開通し石炭は小樽港まで運ばれるようになりました。
言うまでもなく、幌内炭鉱の石炭は、北海道いや日本の近代化に大きな役割を果たしてきました。その歴史がこの緞帳に描かれています。
また、隣の夕張には炭鉱画家の畠山哲雄をはじめ多くの作品が残されていますが、私の勉強不足かもしれませんが、三笠でこのような炭鉱をテーマとした作品をほとんど目にしたことがありません。この緞帳は昭和40年代の美術作品でもあります。
北海道では、この緞帳について熱心に頑張っている人がいます。こちらをご覧ください。http://blog.livedoor.jp/sorairocm/(空色コールマイン